こんにちは。とっとーとうです。
先日、博多盆仁和加大会が開催され、一口にわかコンクール、というものに参加してきました。
実は趣味の1つに博多にわかをやっていまして、プロフィールの写真でもにわか面をつけています。
今日はちらりと博多にわかの世界をご紹介しましょう。
博多にわかとは
そもそも、「博多にわか」って何?、「一口にわか」って??という方が多いと思いますが
まぁ簡単に言ってしまうと言葉遊び、です。
博多にわかで検索すると色々出て来ますが、福岡観光コンベンションビューローのHPが分かりやすく見やすいでしょう。
半面を着け、博多弁で会話し、会話の後に地口のオチをつけて、話を決着させるもの。日常生活や世相を反映させたものや温かいユーモアに包まれた内容のものがあります。 福岡観光コンベンションビューローHP内より抜粋
そして、福岡市指定の無形民族文化財だったりもします。
なぜ博多にわかを始めたのか
このような郷土芸能的な趣味は若者には人気が無いのか知名度が無いのか、
博多にわか(以下、にわか)をやっている方はご高齢の方が多いです。
私も最初、にわかのことは何も知らず、前職の大先輩に「興味ない?」と誘われたことがきっかけでした。
まぁとりあえず行ってみるか、程度の気持ちで博多にわかのイベントに
観客として見に行ったところ
面白いじゃん!
と思ったんですね。
郷土芸能って退屈なイメージがあったのですが
もう博多版ねづっち、って思っちゃいました。
(「ねづっち」分からない方は、ググってみてね。謎かけバリうま芸人さんです)
博多にわかの最後のオチで
思わず「おぉー」と声が出てしまう程に面白い!
と思ったことを今でも覚えています。
そんなこんなで博多にわかを始めたのが2014年頃だったので
にわか歴はもう5年ですね。
今では妻も一緒に博多にわかをやっています。
博多にわかをやることのメリット
楽しいから博多にわかをやっているんですが
「あれ、これってかなり大きなメリットじゃね?」
と後から気付いたことがあるので書いちゃいます。
1、いつでもどこでも博多にわかが出来る
私は他にギターや空手をやったりもするのですが
何かしら披露する場合には、ギターや道着を準備しないといけません。
博多にわかなら、話芸なのでお面1つあれば(最悪無くても)
どこでも披露できるお手軽さがあります。
2、顔を覚えてもらえる
前職は営業だったので、取引先との飲み会なんかもありました。
ひょんな事から博多にわかを披露することとなり
その場のシチュエーションに合わせた展開・オチで博多にわかをすると取引先の方々に大変好評でした。
その時に顔を覚えてもらえたおかげで、その後の取引先とのコミュニケーションはやりやすかったです。
3、人前で話すことに慣れる
博多にわかは人前でする話芸なので、人前で話すことに慣れます。
福岡の三大祭りの1つ「博多どんたく」で私が所属するグループは2日間で十数ステージをこなします。
その中には、天神地下街で一般客の前でにわかを披露したりすることは勿論、
県知事公舎で福岡県知事の前でにわかを披露したりもします。
度胸がつきますね。
4、若くなった気分になる
博多にわかをやっている方はご年配の方が多いため
「あらー、若いわね♪羨ましいわぁ♪」の嵐です。
世間一般では30代は中堅どころに入ってきますが、
博多にわかの世界ではバリバリの若手扱い。
メリットとして書くのは微妙かもですが
なんか、若くなった気分になります(笑)
博多盆仁和加大会
では、冒頭の博多盆仁和加大会に戻ります。
これは、博多にわか界の年に1回の大イベント。
メインイベントは「一口にわかコンクール」というもので
事前に課題と自由題の一口にわかを準備して、イベント当日披露するというもの。
(一口にわか、というのは1人でやる博多にわかのこと)
今年の課題は「年金」でした。
審査員に内容を審査され順位付けされ、優勝やら準優勝、特別賞やらが授与されます。
このコンクールでの優勝は名誉なもので、みなコンクール優勝に向けて日々博多にわかを磨き続けているのです。
こんなチラシやポスターがあります。
ここからは、当日の大会の様子をちらりとご紹介。
赤坂にある中央市民センターにて開催です。
博多にわか関係者で、舞台や受付等の準備を進めています。
私と妻は受付担当。手に持っているのはパンフレットです。
一口にわかコンクールが始まりました。
お客さんも結構入っていて、今回は300人弱います。
私も一口にわかを披露しました!
課題の「年金」と、自由題の「花火大会」をやりきりました!
コンクールの結果・・・
優勝・準優勝ではなかったものの、特別賞として福岡観光コンベンションビューロー賞をいただきました!
いやー、やっぱり受賞は嬉しいです。
準備した甲斐がありました。
最後に
博多にわかの世界、いかがだったでしょうか。
文字や写真だけでは、面白さは伝わらないと思いますので
博多にわかのイベントを見つけたら、是非ちらりと寄ってみてください。
本日はここまで。
それではみなさん、良い1日を。
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